卓球国内リーグTリーグ、ノジマTリーグ「木下マイスター東京」に所属する田添響を紹介します。プロフィール、プレースタイル、使用用具などの基本情報から世界ランキングを上げる要因となった国際大会での戦績などについても触れていきます。
甘いルックスで女性ファンを魅力する田添響。甘いマスクとは裏腹に猛々しいプレーは印象的です。そんな田添響のプロフィールを見ていきましょう。
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田添響とは?
田添響は2016年ITTFチャレンジタイオープン 男子シングルス3位に輝いた選手です。日本国内では2018年全日本選手権大会 男子シングルス ベスト8に入る実力者です。
プロフィール
田添響は1996年6月2日生まれの23歳(2019年7月現在)です。福岡県北九州市出身です。身長178cm。兄は1つ上で同じチームに所属する田添健汰です。
6歳の時、父と兄の影響で強豪の石田卓球クラブで卓球を始めました。ここは北京五輪やロンドン五輪に出場した事のある岸川聖也を輩出した事でも有名なクラブチームです。
小学校高学年ではナショナルチームに所属していました。中学校は地元の中間東中学校に進学し、高校は地元の希望ヶ丘高校に進学しました。高校ではインターハイ団体では当時8連覇中であった青森山田を破り、優勝を飾りました。男子ダブルスでは2年連続3位になるなどしました。
大学は東京の専修大学に進学します。大学では練習場所の拠点をドイツに移し、武者修行の旅に出ます。石田クラブやドイツリーグ参入など地元の岸川聖也に憧れているのが見て取れます。
2017年ドイツのブンデスリーグ2部では22勝3敗という好成績を残します。2018年日本に帰って来てからの全日本選手権大会ではベスト8に初めて入りました。
プレースタイル
田添響の最大の特徴はバックドライブ。攻撃型な右シェークに加え、178cmを活かした大胆なプレーで他を圧倒します。
多種多様なサーブからのバックハンドやチキータドライブでの攻めで相手にプレッシャーを与えるのが得意です。
大胆に行く所は行きますが、要所になると繊細なプレーも持ち合わせています。
劣勢の場面で後陣から相手の攻撃にも強烈なバックハンドにより一気に形成を逆転させる底力は国内屈指です。
使用用具
田添響のラケットはZXーGEAROUTを使用しているようです。このラケットの特徴は力負けしないで威力あるボールを撃ち込めることです。
ラバーは両面V>15 Extra(エキストラ)を使用しているようです。硬い素材で弾むような打球を撃ち込めるます。
田添響のプレースタイルとして攻撃型であるため威力を重視したのがマッチングしたようです。
世界ランキング
田添響の世界ランキング過去最高は251位です。
国内大会での主な戦績
2018年 全日本選手権大会 男子シングルス ベスト8
国際大会での主な戦績
2016年 ITTFチャレンジタイオープン シングルス3位
まとめ
兄に田添健汰を持ち、甘いルックスで女性ファンを魅力する田添響。男子卓球日本代表となる程の実力派として脚光を浴びる選手になれるか注目です。