昨季に引き続きセカンドシーズンとなる今季も「木下アビエル神奈川」でノジマTリーグに参戦することが決まった張本美和を紹介します。プロフィール、プレースタイル、使用道具など基本的な情報から、わずか11歳で残す多くの戦績についても触れます。
昨年最年少でのTリーグデビューを果たし、日本女子卓球界で若手の最注目株である張本美和。今回はそんな張本美和のプロフィールを見ていきましょう。
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張本美和とは?
張本美和は、男子シングルスにおいて日本人で最も世界ランキングの高い張本智和の妹です。すでにシニアのカテゴリーでも試合をこなしており、全日本でも勝利を収めました。兄妹でのオリンピック金メダル獲得を目指す期待の新星です。
プロフィール
張本美和は2008年6月16日生まれの11歳。宮城県仙台市出身で、2歳から卓球を始めました。
2015年の小学校1年時に行われた全日本卓球選手権大会バンビの部(小学2年生以下)で優勝します。しかし、2016年そして2017年の同大会においては惜しくも準優勝に終わります。
2018年に1つ上のカテゴリーであるカブの部(小学4年生以下)において見事優勝し、雪辱を果たしました。
2018年10月16日、同月24日に開幕するノジマTリーグに石川佳純も所属する「木下アビエル神奈川」に小学校4年生10歳で加入し、2019年2月2日に地元・仙台で行われた日本生命レッドエルフ戦で最年少でのTリーグデビューを果たします。
2019年1月に行われた全日本選手権において、一般の部に参戦し、3回戦で敗退するものの、高校生を相手に2勝をおさめ、レベルの高さを見せました。同年6月16日の誕生日にITTFジュニアサーキット中国オープンカデット女子シングルスで準優勝に輝いています。
プレースタイル
張本美和のプレースタイルは、攻撃的なスタイルが持ち味の右シェーク裏裏ドライブ型です。両ハンドドライブが特徴的で特にバックハンドは兄と遜色ない威力と精度を誇ると称されています。
使用道具
張本美和は特注ラケットを使用しており、ラバーはフォア面が「テナジー05」でバック面が「テナジー64FX」を使用しているようです。
国内大会での主な戦績
2014年 | 全日本卓球選手権(バンビの部) | 女子シングルス3位 |
2015年 | 全日本卓球選手権(バンビの部) | 女子シングルス優勝 |
2016年 | 全日本卓球選手権(バンビの部) | 女子シングルス準優勝 |
2017年 | 全日本卓球選手権(バンビの部) | 女子シングルス準優勝 |
2018年 | 全日本卓球選手権(カブの部) | 女子シングルス優勝 |
2019年 | 全日本卓球選手権(ホープスの部) | 女子シングルス優勝 |
国際大会での主な戦績
2018年 | ジュニアサーキット中国オープン | 女子団体ベスト4(カデットの部)、ミニカデット女子シングルス優勝 |
2019年 | ジュニアサーキットチェコオープン | カデット女子ダブルス優勝(篠原夢空ペア)、カデット女子シングルス準優勝 |
ジュニアサーキットスウェーデンオープン | ジュニア女子シングルスベスト8、カデット女子シングルスベスト4、ミニカデット女子シングルス優勝 | |
ジュニアサーキット中国オープン | 女子団体準優勝(カデットの部)、カデット女子シングルス準優勝、ミニカデット女子シングルスベスト4、 |
まとめ
努力を積み重ね、速くそして異質のキャリアを築く張本美和。11歳にして、驚くべきクオリティそしてこれからの伸びしろを我々に感じさせてくれる若き超新星・張本美和に大注目です。