文:座間辰弘(ラリーズ編集部)
ブラジルのエース。ヒューゴ・カルデラノはこちら
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張本が最年少優勝した8月のチェコオープンの後、国際卓球連盟(Ittf world)がInstagramアカウントで張本とコーチが話している写真を投稿。
「もし張本のコーチだったら、どんなアドバイスを返す?」
というIttf worldの投稿に
「気持ちを切り替えよう」
「平常心を保とう」
「まだボールにパワーが無いから台に張り付いてプレーしよう」
などとまじめな投稿が続く。
そんな中、カルデラノ(ブラジル)が、
「Receive high to Calderano’s forehand ?
(カルデラノのフォア側に高くレシーブして!)」
とコメント。このコメントに対し、投稿したIttf worldも爆笑。50以上コメントされるなど反響を呼んだ。
コメントの背景とカルデラノ人気の秘訣とは?
カルデラノは、リオ五輪でもブラジル代表として出場した21歳の若手選手。世界ランクは最高で17位(2017年6月)。8月現在は27位。前中陣から両ハンドドライブで攻める選手で、特にバックハンドのセンスは抜群だ。
チェコオープンで張本と対戦した際には、セットオール3-3まで追いつめ、ネットインなども絡めて何度もマッチポイントを握るが、最終的に張本に逃げ切られた。
もし、一本でも多く、カルデラノのフォア側に高いレシーブが返っていたら、試合の勝敗は変わっていたかもしれない。
この悔しい敗戦をユーモアに変えられるカルデラノの愛すべきキャラクターこそが、彼の人気を押し上げているのだ。
今後もカルデラノのセンス溢れるプレーとインスタでの動向から目が離せない。