
卓球×インタビュー インタビューで振り返る「結果を残す思考法」#7 坂本竜介
2019.01.05
プロスポーツの世界では元トップアスリートがその知名度や経験を活かし、引退後も業界の発展に貢献し、恩返しをするのが理想とされるが、昨今の卓球界でも好循環が回っている。
2018年にはTリーグで松下浩二チェアマン、福原愛理事の誕生があり、また平野早矢香さんがテレビ番組にレギュラー出演するなど、元卓球アスリートの活躍が目立った。また元アスリートで卓球の発展に貢献し注目を浴びている人物として、この人を忘れてはいけない。
34歳の若さながらT.T彩たまの監督兼執行役員を務める坂本竜介氏だ。現役時代にドイツリーグを含む海外での経験が豊富な坂本氏は、その積極性と語学力を武器に世界のトップ選手に自らオファーをし、海外選手獲得から日本でのケアを含む広義のマネジメントを自ら行う手腕を見せる。またショッピングモールでの卓球イベントの企画・運営からマイクパフォーマンスまでを自ら行うタレント性も兼ね揃える。一方で現役時代にはイップスという苦しい経験を乗り越えた過去も持つ。
そんな坂本氏がTリーグ開幕前に発したSNSでのツイートがファンの心をつかみ、Tリーグ開幕準備を一歩前に進める影響力をもった。そのツイートの真意に迫ったインタビューはRallys読者の間でも大きな反響を呼んだ。
球界の兄貴分が、2019年に何を仕掛けてくれるのか、その一挙手一投足から目が離せない。
T.T彩たま監督 坂本竜介氏のインタビューはこちら

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いよいよ開幕まで1ヶ月半を切った卓球新リーグ「Tリーグ」。男女8チームの新球団の中で最もアクティブにファンに向けた発信を続けている人物の一人が、男子のT.T彩たま執行役員監督の坂本竜介氏だ。ラリーズではこれまで坂本氏の発信に注目し「危機感ツイート」「イップスを乗り越えたメンタリティ」などに迫ってきたが、今回は同氏が昨年より企画・演出から携わっている大型商業施設イオンモールでの卓球エンターテイメントイベント「T3」に注目した。T3はこれまで第1回が埼玉・越谷レイクタウン、第2回が愛知・常滑で開催され、ショ...