
写真:伊藤圭
卓球×インタビュー インタビューで振り返る「結果を残す思考法」#6 上田仁
2019.01.04
新年にもう一度読みたいあの卓球ストーリー。
第6回目となる今回は、Tリーグでダブルス、シングルスともに高勝率を誇る上田仁(岡山リベッツ)のプロ宣言直後のインタビューをご紹介する。
上田仁インタビューシリーズは過去にRallysが配信したコンテンツの中でも、読者からの反響の大きさはTOP3に入る。
上田のプレーは正統派なスタイルである一方、張本智和の高速バックハンドや吉村真晴のアップダウンサーブのような際立った派手さがあるわけではない。
そんな上田が安定して結果を残せる秘訣は、自身を客観的に見られるいわゆる“メタ視点”にあった。
インタビュー第3話に登場する「自分をRPGの主人公のように見れる時がある」というエピソードは、卓球のみならず、仕事や学業など緊張した場面でのパフォーマンスが求められる全ての人に参考になる内容だ。
実業団からのプロ宣言、世界の舞台での大逆転劇、そしてその根底にある上田のメタ視点。是非、新年のこのタイミングだからこそお読み頂きたい。
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チームワールドカップ韓国戦、大逆転劇の裏側で上田仁が迎えた“2つの山場”
2月にロンドンで開催されたチームワールドカップ、日本は中国に破れ、銀メダルに終わった。依然、中国の強さを見せつけられた格好だが、日本勢とっては実りある大会だった。エース、水谷隼がいない中での大会で勝ち取った2位。「水谷抜きでは中堅クラス」と言われていた日本にとっては、選手層の厚さ、全体的なレベルの底上げがはかれたことが証明できた大会だった。その大会で張本智和、丹羽孝希らとともに躍動したのが上田仁だ。上田にとっては2009年の世界卓球選手権横浜大会以来となる9年ぶりの代表招集だった。その活躍ぶりはYaho...